回転と回映

Hermann-Mauguin (HM) 記法では、記号 -𝑛 は 𝑛次の回反(n -fold rotoinversion)を意味します。

Schoenflies記号では、記号 Sn はn次の回映(𝑛 -fold rotoreflection)を意味します。

回反とは、回転操作の後に引き続き対称心操作を行います。

回映とは、回転操作の後に引き続き鏡映操作を行います。

角度θによる回転操作の後に鏡映操作を行うことは、θ+180°による回転操作の後に対称心操作を行うことと同じ変換であるため、2つの定義は等価となります(反転の点は反射平面内にあるものとする)。