C3.0. 概要

 このコンポーネントは、選択している結晶の結晶面をリストアップし、様々な線源に対する構造散乱因子を計算します。画面の下部には各結晶面のindex, multiplicity, q, 2θ, F (atomic scattering factor)などに関する情報が表示されます。


C3.1. 入射線

X-ray

 線源としてX線を指定します。特性X線を選択したい場合は、元素の種類および遷移条件(Siegbahn notation)を指定してください。放射光などによるX線を選択したい場合は、Elementを0番に指定し、エネルギーか波長を直接入力してください。

Electron

 エネルギーか波長を直接入力してください。

Neutron

 エネルギーか波長を直接入力してください。


C3.2. オプション

Powder diffraction intensities

 Bragg-Brentano光学系で多結晶体を測定したときの強度を表示します。

Threshold of d-spacing

 この値より大きい面間隔の結晶面を計算対象にします。

Hide equivalent planes

 チェックすると結晶学的に結晶学的に等価な面の重複を排除して表示します。

Copy to clipboard

 このボタンをクリックすると、画面下部に表示されているリスト内の情報がクリップボードにコピーされます。データはタブ区切りになっており、エクセルに直接貼り付けることが出来ます。

Hide equivalent planes

 チェックすると消滅側に抵触する面を排除して表示します。

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