概要

 IPAnalyzerはイメージングプレート (IP) やCCD・CMOSカメラで取得した二次元回折パターン(デバイシェラー透過光学系)に対して画像解析を行い、一次元のX線回折プロファイルに変換するソフトです。
 現在流通しているほとんどの画像形式 (Rigaku R-Axis IV/V, Fuji BAS 2000/2500/FDL, BruckerCCD, ITEX, Rayonix SX, MAR research, Digital micrograph 3/4, Ryonix, Perkin Elmer, RadIcon, ADSC, など) に対応しています。また、放射光施設におけるX線波長、カメラ長、IPの傾きといったパラメータを半自動で決定する機能もあります。

 一次元化した回折パターンは、クリップボードを介して PDIndexer に送信できるため、あわせて使うと大幅に解析を効率化することが出来ます。

 ご意見やご要望はメール (seto.y[at]omu.ac.jp)あるいは GitHub Issue でお知らせ下さい。



インストール

 以下のページにアクセスし、最新版のIPAnalyzerSetup.msiファイルをダウンロード・実行してください。(「Windows によってPCが保護されました」という警告が出た場合は、「詳細情報」を押してから実行ボタンを押してください。)

github.com/seto77/IPAnalyzer/releases/latest

なお、IPAnalyzerを実行するためには、.Net デスクトップランタイム 8.0 (.Net ランタイム 8.0ではないことに注意)という環境が必要です。.NET 8.0 のページからダウンロードすることが出来ます。


マニュアル

基本的には本HP上でマニュアルを掲載しています。以下のページをご覧ください。

以下は、GitHubにアップロードしているマニュアルです。最新版ではありませんのでご注意ください。

マニュアル(日本語)  マニュアル(英語)


ライセンス

 本ソフトウェアはMITライセンスの下で配布しています。要するに以下の条件を受け入れていただけるのであれば、誰でも自由に無料で、このソフトウェアを使っていただくことができます。


推奨実行環境

 快適な使用のためには、以下のスペックを持つような計算能力の高いコンピュータの使用を推奨します。

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