Toraya(1990)によれば、回折ピーク関数には、
・Symmetric Pseudo Voigt: ガウス関数とローレンツ関数の混合
・Split Pseudo Voigt: Symmetric Pseudo Voigtを非対称に拡張
・Symmetric PearsonVII: 確率密度分布関数のひとつ
・Split Pearson VII: PearsonVIIを非対称に拡張
といった関数形を利用するとよいらしいです。具体的には以下のような形になります。
Symmetric Pseudo Voigt:
Split Pseudo Voigt:
オリジナルの形からと変更しています。また、上式は
のとき。
のときは、
と置き換えます。
Symmetric Pearson VII:
Split Pearson VII:
ただし、上は のとき。
はガンマ関数。
のときは、
と置き換えます。